飯盛野教会の紹介
飯盛野教会は、兵庫県加西市にある、90年以上の歴史を持つプロテスタントの教会です。北米長老教会の流れを汲み、1928年7月、宣教師E.M.クラーク博士、堀井順次牧師らの尽力により設立されました。小さな集まりではありますが、自然豊かな環境の中、様々な年齢の方々が集い、毎週イエスさまの教えを学んでいます。
地域に開かれた教会でありたい、また、幼いうちから主を感じ、覚える機会を提供したいとの願いから、1950年には「愛の光幼稚園」(現「愛の光こども園」)を設立し、理想的なキリスト教幼児教育を園と共に目指しています。
会堂は20世紀初頭の北米式の木造教会堂の設計をそのまま踏襲し、1951年竣工したもので、加西市出身で著名なグラフィックデザイナー・アートディレクターでもある北川 一成(きたがわ いっせい)氏が訪れた際にその造りに非常に感銘されたように、優美な外観に加え、素朴な心安らぐ内装を備えています。
写真は、CS(教会学校)のクラスや夏期学校の流しソーメンの様子です。
お子様も一緒にぜひ、一度礼拝に参加ください。
牧師紹介
文 禎顥(ムン ジョンホ)牧師
①小さい頃の夢:国家代表のサッカー選手
②一番古い記憶:母の背中におんぶされて大声で泣いていた自分(理由は分からない)
③一番恥ずかしかったこと:中1年生の時、教室で美人の担任先生に「ママ」と呼んでしまったこと
④その次に恥ずかしいこと:小5年生の時、家の近くで約30メートル先の見知らぬあるおじさんを父親と見間違えて、大きい声で「パパ」と呼んでしまったこと
⑤最近少し後悔していること:あまり効かない手動式除草機を購入したこと
⑥もう一度行きたい場所:「明治村」
⑦記憶に残る日本の特別な料理:「ひつまぶし」
⑧たまに食べたくなる韓国の食べ物:インスタントラーメン
⑨たまに食べたくなる日本の食べ物:本物のラーメン(味噌)
⑩おすすめの絵本:「へいわとせんそう」、「エリカ」
私は1971年韓国大邱で生まれ、釜山で育ちました。クリスチャンの母を通して幼児洗礼を受け、それ以降教会学校で聖書を学び、多くの信仰の先輩から影響を受けました。私の信仰の発展過程において特別な二つの出来事があります。一つは高校3年生の時に聖霊に満たされて「ナイロン信者」(形式的な信者)から「ボーンアゲイン信者」(新生の信者)へ変身したという経験です。もう一つは神学生の頃ある組織神学教授の講義(聖霊論)を通して信仰を成熟させる学問の楽しさに目覚めたという経験です。これらの経験は私の価値観と人格形成に特に大きな影響を与え、福音伝道の道を歩むように確信をもたらしたといえます。こうして「大韓イエス長老会(統合派)」で牧師按手を受けるに至りました。来日したのは2002年8月で、最初は大阪で生活しました。関西学院大学神学部修士課程に入学してからは神戸で10年以上勉学と伝道活動に励み、2016年からは名古屋で5年間を大学教員として務めました。そして、2021年秋に日本基督教団への教師転入が正式に許され、2022年1月に退職されました安東優先生の代わりに、飯盛野教会の主任担任牧師として就任するようになりました。現在、教会形成という究極的な課題に向かって信徒の方々と共に一歩一歩前に進んでおります。